新型コロナウイルス その43 犯人は誰だ?
テレビの特番で今年雇止めにあった人が7万人を超え、路上生活者が増えた、またあるデイサービスでは数十人の利用者をPCR検査し、陰性が確認されやっと安心してサービスの提供ができると話していました。ここに専門家がでてきてさらに不安をあおるような話をします。ニュースキャスターは切実な問題であると話していますが、テレビにとって一番大切なのは視聴率です。おそらく数百万の人が見ていると思われます。この状態が永遠に続けば視聴率は下がることなく安定した状態が続き、この番組に携わる人たちの雇止めはありません。実際この状態がいつまで続くか、答えははっきりしています。新型コロナウイルスが今回の感染症の病原体であると証明した論文はありません。中国の論文もただ、肺の洗浄液をとってきてキメラ遺伝子を作っただけです。もし、中国の武漢の映像が本当だとして、同じウイルスが日本に上陸していたとすれば、今のような感染状況はあり得ません。すでに、自分の身の回りにたくさんの感染者や重症者、死者が出ていてもおかしくありません。先日マスクとフェイスシールドでエアロゾルの拡散をコンピューター「富岳」で実験した映像が流れました。マスクは40%程度減少できるが、フェイスシールドはほとんど100%近く漏れてしまうという結果でした。「3密」を避け、「ソーシャルディスタンス」をとり、「マスク」を着け、「消毒」を心がけても、武漢のあの映像が本当であれば、対応は不可能です。今、日本は幸いに重症者が安定して少ない状況ですが、もしもこのウイルスが「常在性ウイルス」であれば、PCR検査を続けるかぎり、永遠に感染者はなくなりません。うれしいのはテレビのスタッフとIT関連企業で、基本的に在宅で業務可能な人たちだけです。文化、芸術はいわゆる「3密」がはぐくんできました。オーケストラが一番わかりやすいと思います。マスクをして管楽器は吹けません。音を合わせるためにはシールドは邪魔です。ソーシャルディスタンスを保って演奏はできません。指揮者が、音が違う、気持ちがこもってないと、団員たちに大声で叫ばなければ美しい音楽を届けることはできません。専門家はワクチンができるまでの辛抱だと言っていますが、この新型コロナウイルスが「常在性ウイルス」であれば、いくらワクチンを打ってもPCR検査をすれば、ある一定の確率で陽性者がでます。マスク、ソーシャルディスタンス、自粛が永遠に続きます。そうなれば文化、芸術だけでなく、社会、経済、人類の存在すら危うくなってしまいます。今年生まれた100万の子供たちも一生マスク生活です。この状態を一日でも早くもとの状態に戻す必要があります。それはPCR検査をやめることです。PCR検査は、もしもこのコロナウイルスが新型だとしても遺伝子全体の300分の1しか見ていません。これを数百万倍に増やして新型と言っているだけです。これから、冬に向かってインフルエンザが流行します。インフルエンザは毎年やってくる季節性のものです。できるだけワクチンを接種して予防するのが得策ですが、現在、高熱で医療機関に受診した場合、PCR検査をすることになっています。陽性率は4%程度ですので、当然陽性者は急激に増加します。インフルエンザはPCR検査をしなくても、感度が1万倍低い抗原検査で分かります。その時PCR検査をして、数個の新型コロナウイルスを見つけても意味がありません。ただ隔離されるだけです。このコロナ騒動を演出している本当の犯人は「PCR検査」で、これを主導した「政府」です。これを後押ししている専門家たちは、本当に中国やドイツの論文を読んだのでしょうか。ここに真実が書かれています。政府からの補助金ばかりを気にしていては、真実は語れません。
2020.9.26. 氷川台内科クリニック 院長 櫻田 二友
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