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新型コロナウイルス その72 ドミニオン


 アメリカ大統領選挙はいまだ決着がついていませんが、それはドミニオン社の投票集計システムに問題があるとトランプ氏が訴えているからです。しかし、オバマ大統領の時にも同じような投票集計システムが使われており、そのバックには大きな利権があったと考えられます。新型コロナウイルス感染者数は連日過去最多を更新しています。これは、ある意味当たり前のことです。風邪のウイルスは例年1月から2月にかけてピークを迎えます。まだまだ感染者数は増え続けます。新型コロナがなくても、毎年この時期、救急病院は大忙しです。数年前、この時期に30歳の妊婦が脳出血を起こし、東京都内の56の病院に断られ、数時間後に他県に運ばれたニュースがありました。ウイルスは冬の乾燥した時期に弱った咽頭粘膜にくっつき、そこで増殖します。この時期に流行るウイルス感染症の代表はインフルエンザですが、今年は流行の兆しが見えません。それは、3密を避け、マスクをしているせいもありますが、その前にPCRで新型コロナウイルスを捕まえてしまうからです。新型コロナウイルスの増殖速度はインフルエンザの約1万分の1です。毎日2000人を超える患者が報告されていますが、これはPCRを使っているからで、もしも抗原検査を使えば患者数はいても数人ということになります。そもそも、今年1月7日に「Nature」に掲載された論文はウイルス本体を確認したものではありません。その後も、ウイルスをクローン化したという論文は見当たりません。コロナウイルスはRNAウイルスです。1日3回の変異を起こします。年間にすると1000回を超えます。アミノ酸の同義置換体は159万体あります。PCRが今何を検出しているのか検査技師にもわかりません。ただひたすら指示通り、検体をPCR検査しているだけです。分科会の専門家は「警戒レベル3」に上げて「Go To トラベル」を止めるよう政府に強く進言しましたが、政府は来年6月まで続ける意向です。日本経済の落ち込みはリーマンショック時の3倍に達する勢いです。このまま自粛を続ければ、1億総玉砕です。第二次世界大戦に負けるとわかっていながら、軍幹部は鹿児島の志布志湾近辺に中国や台湾、日本全国から60万の兵を集めて、16kmにわたる地下壕を作りました。1920年7月にはほぼ90%が完成しました。連合軍の「オリンピック作戦」を食い止めるためです。その時、まだ12〜13歳の子供たちや女性も動員し、竹槍の訓練などを行いました。軍はなんの強制もしていませんが、国民は自ら皇国のためと、自主的に参加していきました。「Go To トラベル」を止めるということは、竹槍も取り上げてしまうのと同じです。ワクチン接種がイギリスで始まり、来年春には日本にも入ってきます。遺伝子組み換えワクチンで、どこをどう変えたかは企業秘密です。人はウイルス感染症に対して、およそ自然免疫と獲得免疫で99%撃退できます。ワクチンが有効なのはこれを突破された時のみです。それに、ワクチンを接種すればパンデミックが終息するわけではありません。PCRはこのワクチン効果もすり抜けてしまいます。2個のウイルスを数百万倍に増やして陽性にしてしまう優れた検出器です。ワクチンを接種しても、PCR陽性者数が減ることはありません。それに、冬になれば毎年増加します。ただ、インフルエンザが新型コロナに変わるだけです。さらに「マスク」「3密を避ける」「ソーシャルディスタンス」「できるだけ外出せずに自粛する」生活スタイルに変わります。そして、最後は「棺」で静かに眠ります。「ドミニオン」のバックに利権があるのは間違いありませんが、その利権を獲得した人もいずれ、破滅の道に向かいます。諸外国では耐え切れず、数十万規模のデモや署名を集めたりしていますが、日本人はこれだけひどい目に合っても従順です。東日本大震災時に、暗くて寒い中、水や食料を求めて、何時間も並んでじっと耐えていた人々の姿が目に浮かびます。


2020.12.12. 氷川台内科クリニック 院長 櫻田 二友

 

 

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