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「THE DAY」


 

 サーファーが「BIG WAVE」を待っているように、スキーヤーはその日を待っている。今年もその日がやってきた。遠くには雪化粧をしたアルプスの山々。雲一つない透き通った青空。1週間ほど連日降り積もった3m近い新雪。ウイークデーにも関わらずリフト乗り場は早朝から混雑していた。皆その日を待ちわびていたのである。誰もが一目散に頂上を目指し、そこからどこが境界ともわからない急斜面を競い合うように滑り降りる。私も負けずに滑っていたが、何度か滑った後に板が雪面に突き刺さったまま転倒してしまった。本来なら外れるはずの板が外れない。1週間前に冷え切ったゲレンデのアイスバーンで板が勝手に外れたため、ビンディングの解放値を「9」に上げていた。私の体重は60kg程度なので、本来なら「6」程度にまで下げておく必要があった。すっかり忘れたまま滑っていたのである。その後昼食時間になったが、食べ終わった後立ち上がれない。右ひざが悲鳴を上げていたのである。翌日帰宅してから、医師会館で緊急に右ひざのMRIを撮ってもらった。右膝内側側副靭帯損傷、前十字靭帯損傷、大腿骨外側顆骨挫傷の診断だった。4か月を過ぎたが、まだ痛みで寝返りも辛い。歩行もままならない。しかし、年齢も年齢で動かさないと筋力がなくなっていく。仕方がないので今はリハビリのため毎日プールでウオーキングをしている。まったく情けないことになってしまった。


2016.6.8 練馬区 櫻田 二友
東京保険医新聞 2016年8月 消夏特集号から

 

 

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