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「太刀魚(タチウオ)釣り」


 

 釣りは地方によって独特の釣り方がある。特に太刀魚に関しては関東と関西ではまるっきり違う。関東とくに東京湾では太刀魚は船で50mから60mの棚をみつけてルアーやジグで釣ることが多い。一方関西では岸壁や港の埠頭から、夜間日が落ちてから投げ竿の先に大きな電気浮きを投げて釣る。餌には生きたドジョウを使う。電気浮きの道糸に絵のように頭と背びれ付近に2本針をかける。太刀魚は夏の終わりから秋にかけて紀伊水道の南から回遊してくる。神戸港から大阪南港、和歌山泉南にかけては、夜になると太刀魚釣りの電気ウキで光りの帯ができるほどである。太刀魚は夜間になると小魚をねらって岸に寄って来るが、同時に明かりに誘われる習性がある。そのため釣り人の中には車のライトを海に向かって照らす人もいる。静まりかえった夜のしじま、あちらこちらでおおきな電気ウキが真っ暗な海に突然消える。その後1m前後の銀光した太刀魚が水面に跳ね回る姿は圧巻である。それがあたり一面で起こる。まだ大学病院の救命救急センターにいた頃、仕事がひと段落するとよく出かけていた。土曜日の夜には明け方まで釣ったこともある。チヌ(クロダイ)釣りも夜釣りであるが、エサは生きたエビか子蟹をチョンガケにして1、2号の糸を柔らかい竿で釣る。岸壁近くやテトラポット周辺を、そっと音をたてないようにして歩き回って釣る。電気浮きもできるだけ小さなものを使う。それだけチヌは警戒心が強い。その点太刀魚つりは豪快そのものである。合わせも何もいらない。勝手にドジョウに食いついて、重い電気浮きと同時に水面下に消える。簡単といえば簡単である。私は30年以上前の大阪湾の風情が最近懐かしく感じる。今年10月連休に釣り行を予定していたが台風で行けなくなった。


2016.10.12. 氷川台内科クリニック 院長 櫻田 二友
練馬区医師会「だより」平成28年12月号から

 

 

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